【胸郭出口症候群】の一般的な診断と治療

こんにちは。

浪速区 難波にあるきっと整体院の高原です。

 

胸郭出口症候群は、上腕や肩への負担のかかる運動で神経や血管が障害を受けることにより、肩、腕、手の部位にしびれや痛み、冷感、時には動かしにくさの症状が表れる状態のことをいいます。

診断の際にはエックス線検査、医師による触診や問診、各種テスト(アドソンテスト、ライトテスト、ルーステスト、エデンテストなど)、MRI、超音波検査、造影CTなどが行われます。

エックス線検査では、第7頚椎の横突起が発達して肋骨のように伸びる頚肋(けいろく)の有無や、肋鎖間隙撮影で鎖骨や第1肋骨の変形によりこの間隙が狭くなっていないか確認します。

 

似たような症状が出現する疾患には、頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症、脊髄腫瘍などがあるため、これらの疾患との鑑別も重要です。

 

治療は保存療法が中心となります。

 

保存療法の選択肢としては、

・リハビリテーションや温熱療法

症状が軽いときは、上肢やつけ根の肩甲帯を吊り上げている僧帽筋や肩甲挙筋の強化運動訓練を行ない、安静時も肩を少しすくめたような肢位をとります。

 

・装具療法

肩甲帯が下がる姿勢が悪い症例には肩甲帯を挙上させる装具が用いられます。

 

・薬物療法

消炎鎮痛剤、血流改善剤やビタミンB1などの投与も行なわれます。

などがあり、これらを組み合わせて行います。

 

痛みが重度の場合や、スポーツ選手などで早期にスポーツを再開しないといけない場合などには、手術療法を行うこともあります。

頸肋が原因の場合はその切除を行いますが、頸肋がない場合は第1肋骨の切除を行います。

胸郭出口症候群の手術は通常全身麻酔で行いますが、手術による神経損傷のリスクなどもあります。

 

予防法として、できるだけ腕や肩に負担をかけないようにすることが大切です。

症状を悪化させる上肢を挙上した位置での仕事や、重量物を持ち上げるような運動や労働、リュックサックで重いものを担ぐようなことを避けましょう。

 

また、入浴などで体を温めることは、血液循環が促進され、疲労回復や血流低下の改善にも効果的です。

きっと整体院では、全身の循環を改善させることができるMCCという機器を使っています。

 

もし、手の痛みやしびれでお困りの方はご相談ください。

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