【頭痛】のタイプ

こんにちは。

浪速区 難波にあるきっと整体院の高原です。

 

日常的に頭痛に悩む、いわゆる「頭痛もち」の人は多いのではないでしょうか。

 

慢性的に起こる頭痛のタイプ

●偏頭痛(血管性頭痛) ズキズキする、動かした時に痛む

 

 

偏頭痛は、頭の片側(または両側)が脈打つようにズキズキと痛む頭痛です。

吐き気、嘔吐を伴うことがあり、光・音に敏感になるなどの症状があります。

原因はまだはっきりしていませんが、何らかの刺激が三叉神経(脳から直接出ている神経)の刺激につながり、さらに連鎖反応的に血管の拡張や炎症が発生していくためと考えられています。

 

●緊張性頭痛(筋肉収縮性頭痛) ジワジワ締めつけられる感じがする

 

 

最も多いとされるのが緊張型頭痛です。

後頭部、こめかみ、額を中心に頭重感や圧迫感または締めつけられるような痛みがジワジワと発生し、しばらく続きます。

光か音のどちらかに過敏になる人もいますが、偏頭痛のように吐き気や嘔吐が発生することはなく、体を動かした際に痛みが悪化することもありません。
主な原因は、頭、首、肩の筋肉の緊張によって血行が悪くなることとされていますが、ストレスなどの神経的な緊張が引き金となることもあると考えられています。

 

●群発頭痛、三叉神経・自律神経性頭痛 目の奥にガーンという衝撃がある、ある期間毎日起こる

 

 

群発頭痛は左右どちらかの目の周囲からこめかみのあたり(前頭部~側頭部)にかけての激しい痛みと、痛むほうの目の充血、涙、鼻水、鼻づまり、まぶたの下垂などといった症状を伴うのが特徴で、痛み発作は1日に2~8回繰り返され、数日~3ヵ月ほどの間、集中して続きます(群発期)。

 

頭痛が起こらない時期を経て、また群発期がやってくる場合(反復性群発頭痛)や、群発期が年中続く場合(慢性群発頭痛)もあります。

痛みが起こるメカニズムとしては、目の奥の動脈の拡張が原因でうっ血や炎症が起こり頭痛につながるという説、眼や上顎、下顎に向かって走る三叉神経の活動が過剰に高まることによって発生するという説などが考えられています。

睡眠中に起こることが多く、激痛で目が覚めることがあります

 

●更年期障害による頭痛

閉経前後のおよそ10年間、女性はホルモンの分泌量や自身を取り巻く環境など、体と心にかかわるさまざまな変化を体験します。

この変化の影響によって出現する更年期障害として、主症状といわれる顔のほてりやのぼせ、汗、イライラ感などのほか、頭痛を訴える人も多数に上っています。

更年期障害によって頭痛が起こる理由は明らかではありませんが、女性ホルモン(エストロゲン)の量の急激な変化と、精神的な不安からくるストレスの両方が、頭痛の出現に関与している可能性が考えられています。

 

 

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